ROTAN 内接ギヤポンプで異音や流量低下が起きたら、ギヤやシールを交換する前に吸込系を確認します。ストレーナの詰まり、冷間時の高粘度、長く細い吸込管は入口の負圧を増やします。空気の吸込みやバイパス流も似た症状を示します。
吸込側の問題を示す症状は?
砂利を転がすような音、振動、流量低下が冷間始動時やタンク低液位で強まる場合、入口測定が必要です。症状だけでキャビテーションとは断定できません。
原因をどう確認しますか?
- 液体、温度、始動時と運転時の粘度、液位、回転数、流量、入口圧力を、正常時と異音発生時の両方で記録します。
- 停止・隔離・減圧してから、吸込弁の開放、ストレーナの清潔さ、配管の充満、継手からの空気吸込みを点検します。呼び水やエア抜きは機種別取扱説明書に従い、運転中のエア抜きと空運転を避けます。
- 入口絶対圧力を液体の蒸気圧と当該仕様のメーカー吸込要件と比較します。入口条件が十分なら、バイパス、吐出側、駆動部、内部摩耗を調べます。
吸込損失を減らすには?
ストレーナの清掃・適正選定、吸込管の短縮・拡径、十分な液位の維持を行います。液体と設備が許す場合は温度管理で冷間粘度を抑えます。低速化は吸込負荷を減らす一方、流量も減らすため、運転点を再確認し説明書に従って再充填します。
見積りに必要な情報は?
ROTAN の完全な形式と製造番号、液体と材質適合性、始動時・運転時の粘度と温度、最低液位、吸込管径と長さ、ストレーナ、回転数、目標流量、差圧、実測入口圧力を送ってください。DFIN が仕様や部品を確認します。価格は確定した仕様と条件で変わります。
よくある質問
自吸式ギヤポンプでもキャビテーションは起こりますか?
はい。自吸性があっても配管損失はなくならず、十分な入口圧力が必要です。
ギヤ交換で異音は止まりますか?
まず吸込原因を直します。入口条件を改善しなければ内部損傷が再発し得ます。
