ROTANポンプに搭載するバイパス弁は、液をポンプ内で戻すことで短時間の過圧からポンプとモーターを保護します。配管系全体を保護するものではなく、連続的な圧力調整にも使用できません。実際の運転条件に合わせ、ポンプと接続設備の保護を別々に検討します。
各保護装置の役割
| 装置 | 主な役割 | 重要な限界 |
|---|---|---|
| ポンプ搭載バイパス弁 | ポンプで発生する短時間の圧力上昇を緩和します。 | 配管の安全弁ではありません。長時間の循環は液とポンプを加熱します。 |
| 独立した配管逃し弁または同等の保護 | 設計に従って吐出配管と接続機器を保護します。 | 吐出口閉塞を想定し、容量と戻り経路を設計する必要があります。 |
バイパス弁を指定すべき場合
容積式ギヤポンプは吐出口が閉じると圧力が急上昇し得ます。ROTANはポンプ搭載弁付きでも弁なしでも供給されます。弁を省く場合もポンプとモーターに同等の保護が必要で、配管保護は別途検討します。始動前に:
- 閉塞し得る箇所と、ポンプの全流量を逃がせる経路を確認します。
- 流れ方向を確認します。ROTAN弁を装着する場合、ばね側を吸込側に向けます。モーターを逆転すると吸込側と吐出側が入れ替わります。
- 正確な型式の取扱説明書と承認済み設計で弁の仕様、設定、運転限界を確認します。常用の絞り制御には使いません。
見積依頼に必要な情報
ポンプと弁の構成確認のため、次をお知らせください:
- ROTANのシリーズ、サイズ、完全な構成コード、または既設機の銘板。
- 液体、始動時と運転時の粘度、温度範囲。
- 必要流量、通常時と最大の差圧、モーターまたは回転数。
- 流れ方向、配管図、吐出閉塞の想定、逃し液の戻り先、希望する弁仕様。
よくある質問
内蔵バイパス弁は配管安全弁の代わりになりますか?
なりません。DESMIはポンプ保護と配管系全体の保護を区別しています。
バイパスを通して連続運転できますか?
できません。長時間の循環はポンプと液を加熱するため、連続運転には適切な制御方式を選びます。
逆転時に弁の向きは自動で変わりますか?
変わりません。吸込側と吐出側を確認し、装着弁の向きを合わせます。
構成を確認する
既存のROTAN選定ガイドでシリーズを比較し、DFINのポンプ製品を確認して、運転条件と保護要件を送付してください。
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